借金返済の進捗が一目でわかる!スプレッドシートで賢く管理しよう!
借金の返済、ただ支払いを続けるだけでは不安が募るばかり。「あとどれくらいで完済できるのか」「今、どのくらい返済が進んでいるのか」など、全体像が見えないとモチベーションも下がってしまいますよね。
そんな悩みを解消するために、借金返済の状況を“見える化”できるスプレッドシートテンプレートをご用意しました。
無料でダウンロードできるのでぜひ活用してください!
このテンプレートが役立つ人
・複数の借入先があり、管理が煩雑になっている方
・毎月の返済額は把握しているが、完済までの期間が不明な方
・借金の全体像を把握し、計画的に返済を進めたい方
テンプレートの機能と使い方
【借金管理シート】テンプレートには、あなたが借金を見える化するための
以下の機能があります!
テンプレートの主な機能
- 複数の借入情報を一元管理
- 元利均等、元金均等、残高スライド、リボ払いなど、さまざまな返済方式に対応
- 毎月の返済額、利息、元金、残高を自動で計算
- 完済予定月や返済回数、進捗状況を視覚的に表示
- Googleスプレッドシート対応で、どこからでもアクセス可能
それでは実際に【借金管理シート】テンプレートをダウンロードして
使っていきましょう!
使い方は簡単!
テンプレートをコピーして保存
提供されているスプレッドシートは閲覧専用です。まずは自分のGoogleドライブにコピーして編集できるようにしましょう。
入力シートに情報を記入
借入名、借入先、借入額、金利、借入日、返済開始月、返済回数、返済方式、毎月の支払額(リボ払いの場合)などを入力します。
あなたが実際に記入するのは、入力シートだけです!
返済計画シートで進捗を確認
入力した情報をもとに、毎月の返済額や残高、利息などが自動で計算され、完済までのスケジュールが表示されます。
返済方式別のシートで詳細を把握
元利均等、元金均等、残高スライド、リボ払いなど、各返済方式に応じた詳細な返済計画が確認できます。
借金一覧シートで全体をみる
各借入の概要や返済状況、完済予定月、達成率などを一覧で確認できます。
借金の返済方法の違いを比較
そもそも、私が借りてる方法ってどれにあたるんだろう…
ここで一旦、借金の方法の違いを整理しておきましょう!
借金をするとき、意外と見落とされがちなのが「返済方法の違い」。
同じ金額を借りても、返し方によって毎月の負担も総返済額も大きく変わることがあります。
今回は、よく使われる4つの返済方法について、それぞれの特徴・メリット・デメリットをまとめました。

1. 元利均等返済
特徴
元金と利息を合わせた毎月の支払額が一定になる返済方法。住宅ローンやカードローンなどでよく使われています。
メリット
毎月の返済額が一定なので、家計管理がしやすい
最初は利息の割合が大きく、徐々に元金の割合が増える
デメリット
同じ借入額・期間でも、元金均等返済より利息総額が多くなる
最初のうちは元金がなかなか減らない
2. 元金均等返済
特徴
毎月の元金返済額が一定。利息は残高に応じて計算されるので、徐々に返済額が減っていく方式。
メリット
元金の減りが早く、結果的に利息総額が少ない
早期完済を目指しやすい
デメリット
最初の数ヶ月は返済額が高くなりがち
家計が安定していない人には負担が大きい
3. 残高スライド(元利定額返済)
特徴
借入残高に応じて、一定の基準に基づいて返済額が自動的に変わる方式。カードローンでよく使われます。
メリット
残高が増えれば返済額も増え、借りすぎ防止になる
最低返済額が設定されていて、家計の中で調整しやすい
デメリット
追加で借入を続けると、なかなか残高が減らない
最低返済額しか払わないと、完済までに時間がかかりすぎる
仕組みがわかりにくいことも多い
4. リボルビング払い(リボ払い)
特徴
毎月の支払額を一定に設定し、利用残高にかかわらずその金額を返済していく方式。クレジットカードで多く使われています。
メリット
毎月の支払額が一定で、急な出費にも対応しやすい
支払額を抑えられるので、一時的な負担軽減になる
デメリット
元金が減りにくく、利息がかさみやすい
長期化しやすく、総返済額が大幅に増えるリスク
「いくら借りているか」が見えにくく、使いすぎにつながることも
どの返済方法が自分に合っている?
借金をするときは「いくら借りるか」だけでなく、「どう返すか」もとても重要です。
返済方法の違いをしっかり理解し、自分の収入や家計状況に合った方法を選びましょう。
特にリボ払いなどは、一見ラクに見えても長期的に見ると負担が大きくなることがあるため、注意が必要です。
借金を返済していくロードマップ
「とにかく毎月払ってるけど、終わりが見えない…」そんな不安を感じている方へ。
シートを使ってどんなふうに借金の返済が進めていけるのかをロードマップにしました!
このスプレッドシートを活用することで、借金返済の道のりが“見える化”され、行動が具体的になります。
借金を返済していく過程を表した5ステップのロードマップは以下のとおり。

Step1:まずは現状を整理する(見ないフリをやめる)
借入額・金利・返済方式・残高・毎月の返済額など、自分が抱えているすべての借金情報を、正直にテンプレートに入力してみましょう。最初は勇気がいりますが、「数字を見える化する=現実と向き合うこと」が第一歩です。
Step2:全体像を把握して、ゴールを設定する
テンプレートが自動で計算してくれる返済スケジュールや完済予定日を見て、まずは全体の流れを確認。ここで「〇年〇月までに完済できる!」というゴールが明確になります。
Step3:優先順位をつけて戦略的に返済スタート
複数の借入がある場合は、利率が高いものから優先的に返す「雪だるま式返済(債務スノーボール法)」や「高金利優先法(アバランチ方式)」など、自分に合った方法を検討。テンプレートがあれば、それぞれの返済シミュレーションもできます。
Step4:毎月の進捗を記録して、モチベーション維持
月ごとの返済金額・残高が自動で更新されていくので、「返した実感」が得られやすいのもこのシートの強み。グラフで視覚的に進捗を確認することで、返済が前に進んでいる実感が持ててモチベーションにつながります。
Step5:繰上げ返済や副収入で加速も可能に!
副収入が入ったタイミングで繰上げ返済をしてみると、利息の総額がどれだけ減るかもテンプレートで一目瞭然。余裕が出てきたら返済ペースを上げることで、ゴールを早めることもできます。
まとめ
このスプレッドシートは、ただの「計算ツール」ではありません。
あなたの借金返済という長い道のりを、一歩ずつ着実に進むための“地図”になります。
「見える化」することで、返済の不安が“管理可能な課題”に変わり、次に取るべき行動がはっきり見えてきます。
ぜひ、借金返済の“見える化”を実現し、安心して未来に向かって進んでいきましょう。