アメリカ駐在妻の過ごし方 最初の1年間どうしてた?後悔と教訓

アメリカに駐在が決まった夫をお持ちの妻のあなた。アメリカの駐在妻ってどんな過ごし方をしているのか不安で『 アメリカ駐在妻 過ごし方 』を検索され、このブログに辿り着いたのだと思います。
夫のアメリカ赴任が決まった直後の私も同じように、アメリカでの駐在妻としても生活がどうなるか不安で、インターネットで調べて体験談を読んでいました。

この記事では、アメリカでの駐在員の妻として2人の子供と共に渡米して1年過ごした私が
自分の体験を元に、駐在妻デビュー後悔と教訓をお伝えします。
アメリカ駐在妻になるあなたの不安を解消するお手伝いができれば幸いです。

【結論】アメリカ駐在妻デビューの教訓

とにかく人に会いなさいということ。日本人・現地人(アメリカ人)・外国人・近所の人や買い物で出会う店員さん誰でも良いから
外に出て人に会うことをおすすめします。

情報は人が運んできてくれる。海外生活では特にそう実感します。

アメリカ駐在妻のリア充な1日の過ごし方 記事へ

それでは私がアメリカ駐在妻としてデビューした2022年の1年間の体験を詳しく書いていきますね。

私のアメリカ駐在妻体験談 最初の1年間 過ごし方

渡米直後の私の状況

私と我が家の渡米時のスペックです。

夫 残業多い仕事で平日は帰宅遅い。

子供 4歳と2歳育児中。子供は日本では保育園に通っていた。アメリカの現地の幼稚園に通わせる予定。

仕事 日本では在宅ワークをしていたが、渡米を機に無職の専業主婦になった。

社交性 引っ込み思案。人と会うのは好きだけど、会うとすごく疲れて次の日は引きこもりたくなる。外面をよく見せているから、日本にいる友達からはアメリカに引っ越してもすぐ生活に馴染そう!と言われていたよ。

英語 日常英会話程度

渡米時の私は、特にアメリカで生活することに不安を感じてませんでした。

転勤族で引っ越しも慣れていたし、アメリカでの生活もなんとかなるだろうと大して準備をせずに渡米したのですが…

渡米1ヶ月

コロナ隔離という名目でほとんど家の外に出ない日々。子供連れ出しアメリカだし、外に出るのは勇気と体力がいる。無理だな。。。コロナ隔離もした方がいいなと引きこもり。近所への買い物も夫が自宅にいる土日に家族みんなで出かけていました。私は社交的になりたいと外面を装っているけど、本質は引きこもりなんだと実感。

渡米2ヶ月

日本語でまともに喋る相手がいないストレス。4歳と2歳の子どもを自宅保育。子供はアメリカで現地の幼稚園に通わせるつもりでした。渡米後1ヶ月たち子供たちも落ち着いたので近くの幼稚園に夫が問い合わせ。年度途中で空きのある幼稚園がなく、次年度まで待つことに。無情にも半年間の自宅保育が決定。渡米前に下調べせず、渡米時期を適当に選んだので痛い目をみました。

渡米3ヶ月

子供と24時間一緒の自宅保育生活にストレス。肌荒れと抜け毛がひどくなる。上の子だけでもどこかで預かってもらえないかとネット検索。仕事が忙しい夫に頼むとすぐにしてくれないので、私が自分で英語でメールや電話で問い合わせ。ネイティブの英語なんて言ってるか全部わからず、こちらが伝えたいことを電話で伝えるの難しいと実感。アメリカ人特有の仕事への適当さにも腹が立つ。(メール返信してくれない。電話かけ直すねと言って3日放置された。など。。。)

24時間子供がいる自宅は片付けても片付けても荒れていく…散らかった部屋もストレスでした。

渡米4ヶ月

転機が訪れる。

子供たちが体を動かせるようにと公園に連れ出していました。毎日同じ公園では飽きるからと、自宅から離れた公園に連れて行った。(子連れで慣れないアメリカで車を運転して出かけるのがいかに私にとって大仕事かは、子育てママのあなたには理解していただけるでしょう。)

出かけた先の公園で日本語が聞こえた!心臓バクバク。でも今を逃すと日本人と出会えないかも。。。勇気を出してその方に話しかけたら。

日本人のママ友ができたのです。その女性は私より半年前にこの地に来た駐在妻でした。初対面のその方に情報がなくてすごく困っていて孤独だと涙ながらに語ったら、こんなのあるよと日本人がたくさん集まる現地の教会のイベントを紹介してくれました。参加。駐在妻や永住組の日本人の女性たちと知り合う。

衝撃:大きな企業にお勤めの旦那さんがいると、旦那さんが仕事で引き継ぎをするごとく、その駐在妻は子供の学校関連や生活の立ち上げに関する情報更には交友関係なども引き継いでもらっているそう。

大企業うらやましい。夫の勤める会社によって、こんなにも駐在妻のスタート位置が違うとは…

渡米5ヶ月

先月出会ったママ友に紹介してもらった別の日本人ママ友にESLというものを教えてもらう。
ESLとは教会で外国人が英語を学ぶ場所です。そこに参加し外国人の友達と現地人の先生と出会う。

素晴らしいことに、ESLは無料な上に託児付き。子どもと離れて『〇〇君のママ』ではなく私一人の人間として人と知り合って会話できることで、生きてる実感を味わう。アメリカ生活を楽しいと素直に思えるように。

渡米6ヶ月

日本食恋しい。自宅保育しんどい。アメリカの長い夏休み期間に入りESLや教会のイベントなど無くなったので、子供を連れて母子で日本へ一時帰国することに。

渡米9ヶ月

日本でリフレッシュ。申込していた翌年度の子供の幼稚園が決定。子供が日中幼稚園に行くことが決まったので、空く時間で私は在宅ワークを再度しようと決意。

渡米10ヶ月

アメリカで子供の幼稚園スタート。しかし新生活のストレスか病気などで、毎週2人の子どものうちどちらかが自宅保育。在宅ワークは自分の時間が確保できず思うようにいかない。
一方で、ESLの仲間の中にいた現地人夫のいる日本人妻や外国人女性と話す機会が増える。アメリカでこんなことしたい、実現したい生き方や仕事の話ができるようになる。せっかくアメリカで自分の時間が持てたのだから、何かしなきゃという意識を共有してくれる友人と出会い、行動する活力になりました。

私の感覚ですが、日本人妻や外国人女性はアメリカでも英語を身につけて就労しよう起業しようとしていて自立意識の高い女性が多いです。彼女たちとの出会いは、アメリカで自分がどう生きたいか考える良い転機となりました。

朝子供を送迎したら、自分の時間!

渡米11ヶ月

自分自身を見つめ直す。駐在妻ってキラキラして楽して豪華な生活していると思っていたけど、実際なってみたら結構きつかった。私の体験を生かして、同じようなお悩みを持つ駐在妻さんを救えるかもと思い、このブログを立ち上げることに。

渡米12ヶ月

子供が学校に慣れて、私自身の人と会うことが自分を成長させると気づいた私。その後は子供の学校の行事やボランティアに積極的に参加するように。
アメリカ人ママや先生たちと話すのは変わらず億劫だけど、子供が頑張っているんだもん子供にもママも頑張っているよ、アメリカでの生活楽しんでいるよと見せたい。そんな思いで、日々自分の引きこもり体質をうまくマネージメントしながら外にでて人と会っています。

【成功】 アメリカ駐在妻 過ごし方 やってよかったこと

私のアメリカ生活、転機はまさに一人目のママ友に話しかけたこと

知らない人と会うことや知らない場所に出かけるのは億劫ですが、ネットで調べるだけでは得られない情報が、人と会うこと話すことで得られます。

【失敗と後悔】 アメリカ駐在妻 過ごし方 の後悔

引きこもったこと

駐在妻としての生活が始まって3ヶ月間は子育てや感染症などを言い訳に引きこもっていたことを後悔しています。

社交的な人に見られる私ですが、根は引っ込み思案の引きこもり体質。本当にドキドキ緊張しましたが、日本語で話したいという一心で日本人の女性に話しかけました。
引きこもっていたら、その女性と話す機会もなかった。さらに今のような交友関係が広がることもなかったと思います。

いい意味でも悪い意味でも、海外在住日本人のネットワークって強固です。紹介がないと入れなかったり、紹介が誰であるかで中の人からのあなたの扱いが変わったりします。

駐在妻として海外で生きるなら繋がっておいて損はない、日本人同士のネットワーク。私は一人の日本女性に勇気を出して話しかけたことで、情報がもらえる立場になれました。

日本人ネットワークの情報は、アメリカ生活の立ち上げ期はほんとに助かります。

事前の下調べしなかったこと

次に後悔しているのは学校・幼稚園について下調べしなかったことです。アメリカは働いていなくても保育園に子供を預けられると聞いていました。子供がすでに成人した主人の同僚談。

その言葉を鵜呑みにして、『渡米してから直接学校に申し込めばいいか』と思っていました。実際子供を通わせたい近所周辺の幼稚園に入園希望の連絡をしたら、次年度まで募集していないよと言われていまい、詳しく自分たちで調べずにいたことを激しく後悔。情報は直接学校に聞くか、現在子供を学校に通わせている人に聞くべきでしたね。

わが家はもし、年度途中での入園が無理そうと最初からわかっていたら、渡米時期をずらしていました。

【まとめ】 アメリカ駐在妻 として過ごす教訓

いかがでしたか?

これからアメリカ駐在妻になる予定のあなたには、渡米前に確かな情報源と繋がっておくことを全力でおすすめします。
私と同じように、夫の同僚や引き継ぎで日本人ネットワークと繋いでもらえないあなたに伝えたこと。それは、インターネットで学校や現地情報を調べておくこと、そして渡米後には積極的に人と会う機会がある場に出かけること。
引きこもり体質な私でも、アメリカ駐在妻となったことで困難や環境の変化さえも楽しむことができるようになってきました。世界中どこに住んでいてもどこに引っ越しても『自分らしく生きる』を楽しめる私になりたいという想いで、このブログを始めました。

以上、私が自分の体験を元の後悔と教訓をお伝えしました。

この記事がアメリカ駐在妻になるあなたの不安を解消するお手伝いができたら嬉しいです。せっかくの期間限定のアメリカ生活なんですもん。引きこもっていたらもったいない。一緒に充実させましょう!

私のリア充なアメリカ駐在妻の1日の過ごし方はこちらの記事で紹介しています。

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